和牛の生産とオリーブの栽培は歴史とともに美味しさも証明されています。
A5の最高ランクの厳選されたオリーブ牛をお届けします。
日本でのオリーブ経済栽培は、明治41年(1908年)に全国3県に輸入したオリーブ苗木を植えたのがはじまりで、結果、香川県(小豆島)に植えられたものだけが根付きました。
以来、小豆島は「日本オリーブ栽培発祥の地」として知られています。
一方で、香川の牛の歴史は古く、西暦700年に遡ります。
明治15年、小豆島で全国に先駆け、和牛の肥育がはじまります。
たゆまない努力、恵まれた気候風土のなかで培われた肥育技術で、品質の高い「讃岐牛」は京阪神で高い評価を受けました。
小豆島の肥育農家がオリーブオイル搾油後の果実を飼料化することに成功。それを食べて育つ牛は、良質なオレイン酸を含み、脂の融点が低いため口溶けの良い肉質に育ちます。
そしてオリーブ畑や野菜畑には牛糞を使った堆肥が使われる、循環型農業が成り立っているのです。
和牛平均を100として比較した場合、オリーブ牛は、うまみ成分、やわらかさ、抗酸化成分(カルノシン、アンセリン)、オレイン酸の項目において、いずれも和牛を上回る結果が出ております。
(香川県調べ)
「讃岐牛」だけに与えられる「金ラベル」と「銀ラベル」。
「讃岐牛」は、県内で肥育された血統明確な黒毛和種で、枝肉が(社)日本食肉格付協会制定の牛枝肉取引規格の歩留等級A、Bで肉質等級5、4等級(金ラベル)、3等級(銀ラベル)のものです。
「オリーブ牛」と呼べるのは… 「オリーブ牛」は、讃岐牛の中でも、讃岐牛銘柄推進協議会が定めるオリーブ飼料を同協議会が定める給与期間・給与量で育てられた香川県産黒毛和牛のことです。
当店のオリーブ牛は温暖な気候の瀬戸内海を望む農場で愛情いっぱいに育てられています。
その農場であるササハラオリーブファームの現代表の太田さんは20歳の頃から家畜商として和牛の飼育や販売を60年間も行ってきたプロフェッショナルです。この農場では、牛の出産から飼育まで一貫しているため、牛を家族と思って育てているとのことでした。
農場訪問の際には、飼育担当の濱本久実さんがオリーブ牛の飼育方法や餌のこと、施設の衛生管理のことなどを丁寧に説明をしてくださいました。
濱本さんは、なんとオリーブ牛の魅力に魅せられて隣の愛媛県からここササハラオリーブファームでの飼育員として勤めるようになられたとのことです。
そんなふう多くの人に愛されるオリーブ牛ですが、太田代表の奥様の太田たけ子さんもその一人です。
長年にわたり太田代表を支えながらオリーブ牛の世話を行ってきたとのことですが、その言葉通りたけ子さんに寄ってくるオリーブ牛がどこか甘えてきているようにも感じました。
これほどに愛され、オリーブの餌を食べて育ったオリーブ牛は美味しいだけでなく、体に優しく、栄養価も高く、しかも安心安全なプレミアムな黒毛和牛だなと改めて感動した次第でした。
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